大地の塔
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【大地の塔】
トゥルバ=トゥルム
(トゥルバ:アラビア語で大地)
紅色の玉 をセットすると、秘めたグラードンの力を発揮できると伝わっている。
紅色の玉 は、遺跡内で守られている。
タロの祖父より、アンフィテルムで昔から伝わる言い伝えを聞くことができる。
「ここはな、かつて、緑豊かで、地方一の栄華を誇った地だったのじゃ。
輝く太陽の下で、歌をうたい、パンを焼き、温泉に入り、不自由なく暮らしていたというの。
じゃがのう、人々は醜くも、さらなる欲を満たすため、戦を始めてしもうたんじゃ。
人が始めた戦で、ポケモン達は住む森を焼かれ、川を汚され、人に使役され…
彼らが怒るのも当然じゃな。
アンフィテルムは、ポケモンと人間の争いの地と成り果てたのじゃ。
立ち上がったのは、一人の男とグラードンじゃった。
紅色の玉 と 大地の塔 の力を持って、グラードンは真の力を解き放ち、「おわりのだいち」の力により、かつての大都市を砂漠の下に沈めたのじゃ。
彼らは悲しかったのじゃ。愛する地が、愛する者達の血で汚れていくのが…。
じゃから、砂を撒き、 流血を吸収させたと伝わっておる。
なに、そんな顔するでない。ただの伝説じゃよ。」